婚活をしていると、よく耳にする言葉がある。
「優しい人がいい」。
でも実際に100人以上の男性と会ってみて気づいた。
優しさにもいろんな種類がある、ということ。
最初の頃、私は「優しい=気が利く・穏やか・怒らない人」だと思っていた。
たとえば、お店を調べてくれる人、私の意見に合わせてくれる人。
そんな人と出会うと、「この人、すごくいいかも」と感じていた。
けれど時間が経つにつれ、違和感が出てくる。
どんな時も「いいよ」「大丈夫だよ」と言ってくれるのに、
本音がまったく見えない。
相手の気持ちが掴めないまま、関係がふわっと終わってしまうことも多かった。
その経験を重ねて、ようやく分かった。
本当に優しい人って、相手に合わせる人ではなく、一緒に考えてくれる人なんだと。
たとえば、予定が合わないときに「どうする?」と話し合える人。
自分の意見をちゃんと伝えた上で、「でも、みくさんはどう思う?」と聞いてくれる人。
そういう対話できる優しさこそ、信頼を育てる。
もうひとつ印象に残っているのは、
私が落ち込んでいた時に「無理に励まそうとしなかった人」だった。
ただ「そういう日もあるよ」と寄り添ってくれた。
その一言で、肩の力がすっと抜けた。
優しさって、言葉より温度なんだと思う。
一方で、誰にでも優しい人は、意外と恋愛では難しい。
みんなに平等に接するから、特別感が伝わりにくい。
恋愛の優しさは、選んだ相手にどう向き合うかで見えてくる。
100人の出会いを通して分かったのは、
「優しさ」は相手を思いやることと、自分を偽らないこと
そのバランスを持っている人が、長く愛される。
本当の優しさは、相手を変えようとしない優しさ。
そして、相手の心にちゃんと居場所を作れる人。
そんな人に出会えたら、
安心して、少しずつ自分を委ねていけるのだと思う。