婚活アプリを始めたばかりのころ、私はずっと「返信が早い人=本気度が高い」って思ってた。
仕事の合間でもこまめに返してくれる人を見ると、「この人ちゃんとしてるな」とか、「大事にしてくれそう」と勝手にプラス評価していた。
でも、100人とやり取りしてみてわかったのは、返信の早さって、実はほとんど関係ないということだった。
返信が秒速で返ってくるのに、内容は薄くていつまでも距離が縮まらない人もいた。逆に、返信は遅めなのに、一つひとつのメッセージから誠意が伝わる人もいた。
丁寧に質問を返してくれたり、こちらの言葉をちゃんと受け取って返してくれるだけで、「この人、ちゃんと向き合ってくれてるな」って自然にわかる。
返信ペースだけ見て判断していた頃の私は、ただ数字で相手を選んでいただけだったんだと思う。
そして、今の彼と出会ったとき、私はそこで初めて“温度感”の大切さを知った。
返信はいつも早すぎず遅すぎず。
でも、やり取りの中に安心があって、言葉にちゃんと体温がある。
無理して合わせてるんじゃなくて、自然体で向きあってくれているのが伝わってきた。
結局、返信が早いか遅いかよりも、「この人と話していて心がラクかどうか」のほうがずっと大事だった。
婚活中は、数字やペースに振り回されがちだからこそ、敢えて言いたい。
温度の合う相手って、意外とすぐには見つからない。
だけど、一度出会ったら、本当にラクで、手放したくなくなる。
あの頃の私に言いたい。
「返信の速さより、言葉のあたたかさを見て」って。